チャイナチェア80周年限定モデル
村内美術館でご覧いただけます
ハンス J. ウェグナーが手がけた名作「チャイナチェア」の80周年アニバーサリーモデルを村内美術館に展示いたしました。
フリッツ・ハンセンが全世界 80 脚限定で制作した特別なモデルです。デンマークの職人が丹精を込めて仕上げた逸品をどうぞ見学にいらしてください。
工業製品の歴史のなかでももっとも洗練された椅子のひとつ
ウェグナーは、中国明代の圈椅(半円形の肘掛け椅子)の背もたれのカーブに発想を得て、1944年「チャイナチェア」を制作しました。
彼の座る人の姿勢への取り組みは、この「チャイナチェア」から「チャイニーズチェア(1945年)」、そして1950年作の「CH24(Yチェア)」へと変化しながら続いています。
ハンドメイド・イン・デンマーク
80周年アニバーサリーモデルに使用されているのは、厳選された最高品質のヨーロピアンチェリーウッド。一脚一脚に丁寧なオイル仕上げが施されています。
その雰囲気をより一層引き立てるのが、自然な風合いと色味が魅力のピュアレザーのシートクッション。時間の経過とともにより味わいのある美しい色へと変化します。
一脚一脚がデンマークの職人によって手作業で作られ、組み立てられています。
ハンス・J・ウェグナー(1914年−2007年)
才能豊かな家具職人および家具デザイナーとして知られるハンス・J・ウェグナー。
「デンマーク・モダン」の第一人者としてこのムーブメントを牽引した彼は、世界的な名声を勝ち取った初のデンマーク人デザイナーのひとりでもあります。ウェグナーはどこまでも緻密でこだわりの強い職人として周囲の尊敬を集め、その作品は彼が重要視するクラフツマンシップの伝統に根差した上質かつ堅固なディテールによって支えられています。